エレガンス・シリーズ (Elegance collection)のキャビネット（筐体）はこれまでのカーマのオリジナルの形状を継承しております。スピーカーからの音を自然に、完璧に伝えてくれるからです。多角形の独特な形状のキャビネットは、最適な位相特性と最小の群遅延時間が得られるように設計されております。キャビネットは、キャビネットの均一性を高めるための35mm高密度MDFと、広い周波数範囲でエネルギーを吸収するための音響減衰材料からできています。美的に洗練されたものを目指して、スタンドとボトム、フロントカバー、その他細部にもこだわって再設計されています。

エレガンス・シリーズ (Elegance collection)では、すべてのスピーカーユニットが大幅に改善されています。ツイーターは、現在ダイヤモンドの次に硬いとされる高純度なベリリウム振動板を採用し、ブレークアップ周波数を非常に高めたうえツイーター自身の周波数範囲を広帯域化するのに成功しています。

さらにカーマ (Karma)は新しいコーン技術をベースに、7インチのカーマ・コンポジット・ドライバー（Kharma Composite Driver---KCD）を新たに開発しました。それには超ハイテクのロケット科学とフォーミュラ１に使用されたファイバー技術を音楽再生用に最適化すること、特許取得されたリニアマグネットドライブシステム（磁気回路）の採用が含まれております。さらに高性能コンピュータシステムを利用して有限要素解析法によるコーン形状の最適化を施し、７インチのスピーカーユニットとしてほぼ完璧と言っていいほどの動作特性が得られております。より大きな3ウェイスピーカーシステムでは9インチないし10インチのアルミニウム製ウーファーを採用して、充実した低域再生を可能にしています。

エレガンス・シリーズ (Elegance collection)では他の設計要素も画期的なサウンドの実現に貢献しています。このシリーズのスピーカーではすべて高純度の銀配線を利用しており、周波数全域にわたってディテールまで優れた性能を発揮しています。エレガンス・シリーズ (Elegance collection) KBPS-ELに用いられるカーマのスピーカーターミナルは使いやすくできており、スピーカーとスピーカーケーブルとの間の高品質かつ確実な接続を実現します。 エレガンス・シリーズ (Elegance collection)では、さまざまな色や仕上げのものをご用意することが可能です。

プライマリストックプログラム：
このプログラムはカーマ社で最も人気のある仕上げのもので、最も短納期でご提供できます。
プライマリストックプログラム　−　キャビネットカラー：
ナス（暗紫）色、ピアノブラック




オプションプログラム：
オプションプログラムでは、カーマがご用意した特別なカラーコレクションの中から顧客様がお気に入りの色を選択することができます。オプションプログラムに対して追加料金は必要ありません（ホワイトマザーパールのものは除きます）が、ストックプログラムのカラーのものと比較して、納入までには少しお時間を頂きます。

オプションプログラム　−　キャビネットカラー：
チタニウムグレー、チャーリーブラウン、ブロンズ、マジェスティックパープル、
3.57ガンスモークグレー、無光グリーン、ホワイトマザーパール（有料）、サブゼロブルー、
スパークリングシャンパン、ブラックダイヤモンド、ワインレッド、ピアノホワイト




*上記は実際の塗装色を表示したものに過ぎませんので、実際の色合いをご確認する際には販売店にご連絡ください。

スピーカーユニットはスピーカー性能の土台です。エクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection )のスピーカーでは費用を惜しまずに優れたスピーカーユニットを使用し、性能とテクノロジー共に頂点に立ちました。エクスクイジット・シリーズ (Exquisite collection )では、間違いなく世界で最高の素材であるダイヤモンドをすべてのツイーターに使用しています。これらの高域用スピーカーユニットはその技術が驚異的です。ダイヤモンドコーンはCVD（化学気相成長法）と呼ばれるプロセスを使用して製造されています。このプロセスにより、最小限の厚さで信じられないほどの剛性を兼ね備えたコーンダイアフラムを作成しています。本ケースでは50マイクロメートルという薄いものですが、厚さが17から180マイクロメートルの範囲と言われる人間の毛髪と比較してみてください。コーンダイアフラムはツイーターで最も重要な部分であり、それがダイヤモンドで出来ているということで、ツイーターが最も純粋な高域周波数のサウンドを楽々と再現することができるのです。

ダイヤモンドツィーターと同様に、Kharama (カーマ) のOmega (オメガ) 7ミッドレンジスピーカーユニットはすべてのエクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection)に使用されています。数字はスピーカーユニットのサイズを示し、この場合は7インチです。この特別なスピーカーユニットは、新しいコーン技術を利用して社内で開発されました。新しいコーン技術として超高弾性炭素繊維を使用しており、今日利用可能な素材のうちで最高のものです。この超高弾性体の炭素繊維に加えて独自の樹脂を使用することにより、コーンダイアフラムのブレークアップ周波数が想定動作範囲外まで伸びるようになりました。ブレークアップ周波数が延長されたのに伴い、使用周波数範囲内では、コーンはほとんどと言ってよいほど共鳴現象を起こすことがなくなりました。またダイアフラムの形状は有限要素解析によって最適化され、炭素材料の可能性を最大限に引き出しています。最高の素材と最適化された形状を組合せて用いることにより、ミッドレンジスピーカーユニットとしてほとんど完璧な性能が得られるようになりました。カーマ(Kharma)のオメガ(Omega)-7スピーカーユニットは現在のコーン技術の頂点に立つものです。

より低い周波数レンジでは、エクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection )で使用するより大きなスピーカー用としてカーマは2つの基本的なタイプのスピーカーユニットを選択しました。ノーメックスケブラー（Nomex-kevlar）製品と高弾性のものです。ノーメックスケブラーのバススピーカーユニットには8インチおよび12インチのものを用意しました。ハニカムサンドイッチ構造を採用しており、カーマの他のスピーカーユニットと同様、動作周波数レンジにおいて、構造に起因する共鳴は完全になくなっています。高弾性スピーカーユニットは特に非常に細やかな低音を出すために開発されたもので、カーマが開発した新コーンダイアフラム技術を利用しております。超ハイテクのロケット／フォーミュラ１に利用されたファイバーをサンドイッチ状にしたものから作られています。高弾性率の低域用スピーカーユニットは最大のスピーカーユニットであり、カーマの15インチ・フルレンジスピーカーでも利用されています。

キャビネットは芸術作品です。エクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection )の製品は最高級の素材だけを使用しており、仕上げは格別なもので、眺めているだけで美しいと感じられます。一方でキャビネットは機能的なものでもあり、カーマは無共振キャビネットの製造ではパイオニアです。大きなキャビネットは高圧ラミネート(high pressure laminate---HPL)で作られています。HPL板により、キャビネットの機械的振動はほぼゼロに抑えることができます。スピーカーに伝わるエネルギーを吸収することも重要です。カーマは高度な音響減衰材料を使用して、広範囲の周波数スペクトルにわたってエネルギーを吸収しています。キャビネットにいくらかでも機械的振動が残っている場合には、スパイクディスク・サスペンションシステム（Spike Disk Suspension System ---SDSS）によって振動を抑えます。この機械的減衰と余剰エネルギー吸収の組み合わせのおかげで、キャビネットが音楽の風景を変化させてしまうことはありません。

クロスオーバーネットワークは、スピーカーの心臓部であり、各ドライバーユニットの動作が調和していることを保証しています。エクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection )スピーカーでカーマが使用しているクロスオーバーは実際には非常に複雑であり、直観で分かるものではないかもしれません。しかしこの複雑さこそが、各スピーカーが現実の音楽と比較しても驚くほど素晴らしい音楽性を達成することを可能にしているのです。この技術は非常に複雑であり費用も多大であることから、他のメーカーではほとんど使用されることはありませんが、適切に採用実施した場合には情報とフィデリティの損失ゼロという結果が得られることになります。

カーマ (Kharma)は唯一最高のスピーカーを開発するためには細部にまで注意を払っており、視界外で見えない部分も例外ではありません。前述のようにキャビネットはスパイクディスクサスペンションシステム(Spike Disk Suspension System ---SDSS)を介して床に接しており、機械的な振動を除去するのに役立っています。またキャビネットの適切なレベリングとドライバーの正しい向きを得ることも可能となり、安定なプラットフォームを提供しています。ドライバーの正しい向きの重要性も見過ごしてはなりません。発生した各スパイクは、個別に垂直方向に調節します。カーマのスピーカーターミナルは使いやすいだけでなく、スピーカーとスピーカーケーブル間の最高の接続状態を実現できます。顧客の方が直接見ることはないかもしれませんが、エクスクイジット・シリーズ(Exquisite collection )の各スピーカーは純金と純銀の導体を使用して内部を配線し音楽信号を伝達しています。

プライマリストックプログラム：
このプログラムはカーマ社で最も人気のある仕上げのもので、最も短納期でご提供できます。
プライマリストックプログラム　−　キャビネットカラー：
ナス（暗紫）色、ピアノブラック



木製パネル:
ハイグロスマカッサル木材


オプションプログラム：
オプションプログラムでは、カーマがご用意した特別なカラーコレクションの中から顧客様がお気に入りの色を選択することができます。オプションプログラム に対して追加料金は必要ありません（ホワイトマザーパールのものは除きます）が、ストックプログラムのカラーのものと比較して、納入までには少しお時間を 頂きます。

オプションプログラム　−　キャビネットカラー：
チタニウムグレー、チャーリーブラウン、ブロンズ、マジェスティックパープル、
3.57ガンスモークグレー、無光グリーン、ホワイトマザーパール（有料）、サブゼロブルー、
スパークリングシャンパン、ブラックダイヤモンド、ワインレッド、ピアノホワイト



オプションプログラム　−　木製パネル：
バーウォルナット、こげ茶色ステインバーウォルナット、アメリカンウォルナット



*上記は実際の塗装色や木製パネルを表示したものに過ぎませんので、実際の色合いをご確認する際には販売店にご連絡ください。